装幀を担当したご本の紹介。ジュディス・バトラー『非暴力の力』

装幀を担当したご本の紹介。ジュディス・バトラー『非暴力の力』

以下は、青土社から刊行されているご本です。
装幀のみを小社が担当いたしました。


非暴力の力
 ジュディス・バトラー 著
 佐藤嘉幸、清水知子 訳

  • 発 行 青土社
  • 刊行日 2022年 8月刊行
  • 仕 様 四六判 並製
  • ISBN 978-4-7917-7486-9

くわしい書誌情報にかんしましては
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をご覧くださいませ。
この本のご注文は、青土社にご発注くださいませ。

 暴力を正当化する「自己防衛」、その「自己」の意味を徹底的に問い直し、人間が根本的に、他者や非人間を含む環境と相互依存していることを明らかにする。私たちは個人主義の罠を超えて、どのように連帯することができるのか。常に現代の諸現象を鋭く分析し、精神の最深部に訴えかけ続けてきた著者が示す、戦争とレイシズムの時代における非暴力のマニフェスト

 

ジュディス・バトラーの著作『非暴力の力』のオビつきの書影画像です。洛北出版制作


目 次

  • 謝 辞
  • 序 章
  • 第1章┃ 非暴力、哀悼可能性、個人主義批判
  • 第2章┃ 他者の生を保存すること
  • 第3章┃ 非暴力の倫理と政治
  • 第4章┃ フロイトにおける政治哲学??戦争、破壊、躁病、批判的能力
  • 終 章┃ 可傷性、暴力、抵抗を再考する
  • 原 註
  • 訳者解説 戦争とレイシズムの時代における非暴力のマニフェスト(佐藤嘉幸)
  • 索 引


   * * *

 この『非暴力の力』は、既刊の『アセンブリ――行為遂行性・複数性・政治』(佐藤嘉幸・清水知子訳、青土社、2018年)にも関連するご本です。

ジュディス・バトラーの著作『アセンブリ― ―― 行為遂行性・複数性・政治』の書影です。洛北出版制作

 

集会(アセンブリ)の自由のために
 ――不安定(プレカリアス)な生の連帯
私たちはいかに〈使い捨て可能な生〉となることを拒否し、自由と平等を目指しうるのか。街頭に集う身体が〈語る〉言葉を読み解き、現代における民主主義の条件を探る。


このご本のくわしい書誌情報は
 青土社ホームページ
をご覧くださいませ。


著 者
ジュディス・バトラー(Judith Butler)
カリフォルニア大学バークレー校大学院特別教授。
主な著書として――
  • 『ジェンダー・トラブル――フェミニズムとアイデンティティの攪乱』(竹村和子訳、青土社)
  • 『問題=物質(マター)となる身体――「セックス」の言説的境界について』(佐藤嘉幸監訳、竹村和子・越智博美ほか訳、以文社)
  • 『触発する言葉――言語・権力・行為体』(竹村和子訳、岩波書店)
  • 『権力の心的な生――主体化=服従化に関する諸理論』(佐藤嘉幸・清水知子訳、月曜社)
  • 『アンティゴネーの主張――問い直される親族関係』(竹村和子訳、青土社)
  • 『生のあやうさ――哀悼と暴力の政治学』(本橋哲也訳、以文社)
  • 『自分自身を説明すること――倫理的暴力の批判』(佐藤嘉幸・清水知子訳、月曜社)
  • 『戦争の枠組――生はいつ嘆きうるものであるのか』(清水晶子訳、筑摩書房)
  • 『分かれ道――ユダヤ性とシオニズム批判』(大橋洋一・岸まどか訳、青土社)
  • 『アセンブリ――行為遂行性・複数性・政治』(佐藤嘉幸・清水知子訳、青土社)など。



訳 者
佐藤嘉幸
 京都府生まれ。筑波大学人文社会系准教授。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。パリ第10大学博士号(哲学)取得。
 専門は哲学、思想史。
 著書として、『権力と抵抗――フーコー・ドゥルーズ・デリダ・アルチュセール』(人文書院)、『新自由主義と権力――フーコーから現在性の哲学へ』(人文書院)、『脱原発の哲学』(田口卓臣との共著、人文書院)、『三つの革命――ドゥルーズ=ガタリの政治哲学』(廣瀬純との共著、講談社選書メチエ)、『ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む』(共編著、水声社)、Power and Resistance: Foucault, Deleuze, Derrida, Althusser (Verso)など。
 訳書として、ミシェル・フーコー『ユートピア的身体/ヘテロトピア』(水声社)、アントニオ・ネグリ+マイケル・ハート『アセンブリ――新たな民主主義の編成』(共訳、岩波書店)など。

清水知子
 愛知県生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。博士(文学)。
 専門は文化理論、メディア文化論。
 著書として、『文化と暴力――揺曳するユニオンジャック』(月曜社)、『ディズニーと動物――王国の魔法をとく』(筑摩選書)、『21世紀の哲学をひらく――現代思想の最前線への招待』(共著、ミネルヴァ書房)、『芸術と労働』(共著、水声社)、『コミュニケーション資本主義と〈コモン〉の探求――ポスト・ヒューマン時代のメディア論』(共著、東京大学出版会)など。
 訳書として、デイヴィッド・ライアン『9・11以後の監視』(明石書店)、アントニオ・ネグリ+マイケル・ハート『叛逆――マルチチュードの民主主義宣言』(共訳、NHKブックス)など。


 

ジュディス・バトラー『非暴力の力』の装幀の全体像です。洛北出版制作

 

 

ジュディス・バトラー『アセンブリ― ―― 行為遂行性・複数性・政治』の装幀の全体像です。洛北出版制作



 2022/08/30.

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ポストカード 2022年後半のバージョン 洛北出版

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装幀を担当。『刑事法をめぐる被害に向き合おう!:被害者・加害者を超えて』(阿部恭子、岡田行雄 著、現代人文社)

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再掲載、『親密性』ベルサーニ、フィリップス【 重版出来】

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