『叫びの都市――寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者』、原口剛

¥2,400  

在庫なし、重版未定

『叫びの都市――寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者』、原口剛、洛北出版
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叫びの都市 ―― 寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者
 原口 剛 [著]

  • 発 行 洛北出版
  • 仕 様 四六判 並製 410頁
  • 刊行日 2016年9月
  • ISBN 9784903127255 C0036
  • 定 価(本体価格 2,400円+税)

 

 

   夜の底、うねり流れる群れ ―――


「流動的下層労働者」たちは、かつて、職や生存を求め、群れとなった。かれらは、都市空間の深みを潜り抜けたのだ。

陸と海を、山谷-寿町-笹島-釜ヶ崎を行き交う、身体の群れ。

その流動は、いかなる空間を生み出していったのか。

すでに私たちは「社会の総寄せ場化」、「釜ヶ崎的状況」を生きている。「寄せ場」の記憶は、今を生き残る術〔すべ〕を手繰りよせるための、切実な手がかりなのだ。

地表を横断する群れとなれ、君みずからの「寄せ場」をつくれ ―― 過去からの声は、そう私たちに耳打ちしている。 

 目次のページ

 

目 次

序 章
アスファルトを引き剥がす
 釜ヶ崎という場所
 過程としての空間
 本書の問い ―― 線を追跡する

第1章
戦後寄せ場の原点 ―― 大阪港と釜ヶ崎
 一九五〇‐六〇年代の港湾労働の地理
 港湾における労働者階級の状態
 国策と資本の矛盾
 封じ込められた例外

第2章
空間の生産
 一九六〇年・釜ヶ崎の社会空間
 場所の構築 ―― 焦点とフレーム
 空間改造
 植民地的空間の犠牲者たち

第3章
陸の暴動、海のストライキ
 対抗の地勢
 陸から海への線
 海から陸への線
 失われた地勢
 記憶のリストラクチャリング
 孤島から群島へ ―― 流動的下層労働者の像

第4章
寄せ場の生成 (1) ―― 拠点性をめぐって
 暴動とは何であったのか
 暴動の活用 (1) ―― 全港湾西成分会の議会内闘争
 階級の形成 ―― 流動的下層労働者
 暴動の活用 (2) ―― 釜共闘の直接行動
 拠点としての寄せ場

第5章
 寄せ場の生成 (2) ―― 流動性をめぐって
 寄せ場の労働者になる ――I氏の流動
 寄せ場とはどこか
 複数の寄せ場
 飛び火する運動 ―― 「山谷‐釜ヶ崎」
 あらたに飛び火する運動 ―― 寿町
 さらに飛び火する運動 ―― 笹島
 寄せ場とはなにか ―― 流動と過剰

終 章
地下の都市、地表の都市
 社会の総寄せ場化
 寄り場なき都市空間
 私営化とジェントリフィケーション
 寄り場のゆくえ

 あとがき/文献一覧/索 引

 


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『叫びの都市――寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者』原口 剛(著)、ためし読み

  

著者紹介
原口 剛 Haraguchi Takeshi
1976年、千葉県に生まれ、鹿児島県で育つ。東京大学文学部にて倫理学を学んだのち、2000年より大阪市立大学文学研究科にて地理学を学ぶ。2007年、大阪市立大学文学研究科後期博士課程修了、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)や大阪市立大学都市研究プラザ研究員などを経て、2012年より神戸大学大学院人文学研究科准教授。専門は都市社会地理学および都市論。
 共編著に、『釜ヶ崎のススメ』(洛北出版 2011)など。
 訳書に、ニール・スミス『ジェントリフィケーションと報復都市 新たなる都市のフロンティア』(ミネルヴァ書房 2014)。
 共著に、Marxism and Urban Culture(Lexington Books 2014)、『労働再審4 周縁労働力の移動と再編』(大月書店 2011)、『ホームレス・スタディーズ 排除と包摂のリアリティ』(ミネルヴァ書房 2010)、『地域調査ことはじめ あるく・みる・かく』(ナカニシヤ出版 2007)、『都市空間の地理学』(ミネルヴァ書房 2006)など。


装 幀
本文デザイン・組版・カバーデザイン
洛北出版編集

制作過程の一部は、「洛北出版ブログ」を参照。


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